Osaka Metro Group が目指す姿(#2 2035年の地下鉄)
当社グループでは、2035年の大阪として、現在予想されている様々な社会課題を乗り越えて、国際都市として世界中の人々が集い、競争力のあるアジアの玄関口として大きく進化している姿を想定しています。その実現に向け、当社グループは、交通サービスと様々な日常の生活サービスが完全に融合し、必要なサービ スが迅速且つ一体的に提供され、現在では考えられないほど便利で多様なライフスタイルが実現している世界を目指しています。そのために、2035年に向けた「5つの達成目標」を掲げて時代の進化を先導し、多くの協業パートナーと共に大阪の発展に貢献します。
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日々の運行を支える日常業務と
徹底した合理化・効率化
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世界に誇る
地下空間
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圧倒的に便利な
交通インフラ
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交通を核にした
地域開発
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交通と日常生活サービスとの
完全融合
- より柔軟な運行システムの導入
無線式列車制御システム(CBTC)など、柔軟な運行や遅延の早期回復が可能な運行システムの導入を推進。
- バリアフリールートの複線化計画の完了
2023年度時点で推進していたバリアフリールートの複線化計画を完遂し、どなたでも移動しやすい環境を整備。
- 3Dホログラム型広告
- 3Dホログラム技術を活用し、空間上に立体映像を映し出した広告で、強烈なインパクトと訴求力を発揮。
- 案内技術の高度化
- お客さまの目的地を読み取り、個々人に応じた案内サービスを提供することで、迷わない駅空間を整備。
- 遠隔案内センター
遠隔案内センターでのオペレーターに加え、お客さまがお困りの際にはAIコンシェルジュがいつでも適切にご案内を実施。
- AR技術を活用した魅せる駅
キャラクターを出現させたり、昔の駅舎を再現するなど、モバイルデバイスを活用したARコンテンツを提供。
- MR(複合現実)を活用した訓練
- 地震や津波の発生を想定したバーチャル上の空間と現実空間とを複合させ、リアリティある訓練を実施。
- AIサイネージとの非接触連動
- サイネージ自体がユーザーの国籍、位置情報や趣味嗜好をAIが自動検知し、ニーズに応じた情報を配信。
- 絶え間ない安全の追求
絶え間ない安全の追求に取り組み、いかなる場合にも安心して地下鉄に
ご乗車いただける輸送サービスを提供。
- ゲートレス改札
全駅でチケットレス・ゲートレスを実現するなど、お客さまのニーズに応じたストレスフリーな改札に機能強化。
- デジタル空間上での構造物点検
- LiDARを活用し、デジタル空間上に3次元モデルの構造物を再現。AIが将来の経時変化を予測し、予防保全を実施。
- 自立式案内ロボット
- 自律走行ロボットが駅構内を巡回し、異常の検知や、お困りのお客さまには案内サービスを提供。
- 自動運転の導入
人口減少等に伴う将来的な労働者不足を踏まえ、限られた駅員のなか効率的な運営と安定した輸送サービスを提供。
- 水素燃料電池車両の導入
水素をエネルギー源とする燃料電池を搭載。更なる省エネ・環境負荷軽減を目指す。
- 快適な通信環境
- 一般化されたウェアラブル端末で様々なコンテンツが楽しめるよう、車内や駅構内などで快適な通信環境を整備。
- セキュリティカメラによる異常検知
- 車内や駅構内に設置したセキュリティカメラで不審行動や異常事態をリアルタイムで検知し、事故を未然防止。
- エネルギーの自給
Osaka Metro Group の施設に設置した、ソーラーパネルから給電しエ
ネルギー自給化を推進。
- 地下鉄車内設備の充実
大型モニターを備えるなど、更なる車内設備の充実に取り組み、明るくて楽しい移動サービスをご提供。
- 終夜運転の拡大
イベント時などニーズに応じて終夜運転を拡大。ナイトタイムエコノミーの活性化にも寄与。